枝豆と並ぶ当農園の主力作物である「とうもろこし」が栽培スタートしました。
栽培の様子はTwitterやInstagramで発信しているのですが、SNSだとどうしても細切れになってしまいます。
そのため、せっかくなのでブログで「栽培の全体像」を発信していけたらと思います。
それでは参りましょう!
※【メディア出演多数】かまくら農園のとうもろこし販売ページはこちら
2月:とうもろこしのタネまき
かまくら農園のとうもろこしは「ピュアホワイト」という白いとうもろこしです。
栽培の難しさから市場流通が少ないのですが、黄色いとうもろこしよりも糖度が高くて甘いという特徴があります。
かまくら農園では一つの穴に2粒ずつタネを蒔いています。
発芽率の関係で、蒔いたタネすべてから発芽するわけではないので、その保険のためです。
また、2粒のタネが競うことから成長が早くなるメリットもあります。
詳細は以下のページをご覧ください↓
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白いとうもろこし「ピュアホワイト」を千葉県から産直通販でお届け
\販売開始はLINEでお知らせ/LINE友だち追加する 2024年のホワイトコーン通販は、完売となりました。 2025年の販売の際はかまくら農園公式LINEでお知らせします! 「news ...
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2月:1週間ほどで発芽
タネを蒔いてから1週間ほどで芽がでてきます。
2月:タネを蒔いてから2週間ほどのとうもろこし
だんだんと大きくなってきました!
もう少ししたら苗の選別をおこないます。
3月:タネをまいてから3週間ほどのとうもろこし
だいぶ大きくなりました。
この大きさになったら苗の選別をして1本にします!
3月は暑くなったり寒くなったり、気温の変化が激しいので細心の注意をはらって栽培していきます。
3月:タネをまいてから約1ヶ月
根がある程度張ったので、ここからはグッと成長が早くなってきます!
追肥、土寄せのタイミングを見計らいながら育てていきます。
また、このタイミングで畑に透明マルチ(シートのようなもの)を張ります。
かまくら農園ではマルチの張り方にもこだわっており、外の畑(露地)とハウスで透明マルチへの土の寄せ方を変えて、とうもろこしの生育が良くなるよう工夫しています。
具体的には、露地ではしっかり土をかけますが(風で剥がれてしまうので)、ハウスでは土を少なめにしています。
畝の肩の部分が露出し日光に当たることで、より地温が上がりやすくなりとうもろこしの成長が促進されるんです!
細かい部分ですが、細部にこだわることで本当に美味しいとうもろこしが出来上がります!
3月:タネをまいてから約1ヶ月半
とうもろこしのトンネル剥ぎをします。
このくらいの大きさになってくると1回目の追肥と、除草を兼ねて土寄せをしていきます!
4月:タネをまいてから約2ヶ月
このタイミングで追肥です!肥料を土のなかに入れながら土寄せをします!
すると↓のように、畝が細かくなります!
このあと灌水チューブを畝の間に敷いて完了です。
とうもろこしも腰丈ぐらいまで伸びてとうもろこしっぽさがでてきましたね!
4月:タネをまいてから約2ヶ月半
とうもろこしから穂が出てきました!
前回から半月で丈がグイッと伸びて大きいものは胸ぐらいまできました。
穂が出たら再度追肥をします。
穂が出てから受粉までは勢いが一気につくもっとも大切な時期。水も肥料も切れないようにいっそう注意して栽培する必要があります。
5月:タネをまいてから約3ヶ月
ついに身長抜かされました!感慨深い!
あと1ヶ月もしないうちに収穫です。
5月:タネをまいてから約3ヶ月と1週間ほど
1番成長が早いとうもろこしのヒゲが茶色くなってきました。
あとは身が膨らむのを待つばかり。1~2週間ぐらいで収穫できるようになります!
2月から大切に育ててきたとうもろこしが親元を離れるときが近づいてきました。
5月:タネをまいてから約3ヶ月と3週間ほどで収穫です
いよいよ収穫!上までしっかり身が膨らんでいますし、中も綺麗な白!これは絶対美味しい…。
順調に育ってくれて感謝です。
せっかく大切に育てたとうもろこし。召し上がる方に最大限お喜びいただくために、発送まで気を抜かずに最高の状態でお届けできるよう努力します。
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P.S. 2021年度からピュアホワイトのロゴも作ってみました!
かっこいいですよね!かなりお気に入りです。