こんにちは!千葉県船橋市にある15代続く老舗農家、かまくら農園です。
当農園ではとうもろこしと枝豆をメインに、様々な野菜を栽培しています。
今回はとうもろこしの名前の由来を紹介していきますね。
本記事の内容
- とうもろこしの歴史
- 名前の由来・語源とは
- 漢字で「玉蜀黍」と書く理由
- 日本各地での変わった呼び名
とうもろこしの歴史
とうもろこしは、メキシコにて約5000年以上前から栽培されていたと言われています。
そこから約500年前にコロンブスがスペインに持ち込み、ヨーロッパで流通していったそうです。
その後、江戸時代にポルトガル人が日本へ持ち込み、北海道から順に普及していきました。
現在の都道府県別とうもろこしの生産量が北海道1位なのも、これに起因するのかもしれません。
ちなみに、かまくら農園がある千葉県は全国2位となっています。
とうもろこしの名前の由来とは?
ポルトガルから伝わったとうもろこしですが、当時の日本は輸入品すべてを中国から入ってきたものとして、「唐」と呼んでいました。
とうもろこしの形が「もろこし」という作物に似ていることから、唐もろこしと呼ばれるようになったそうですよ。
とうもろこしを漢字で「玉蜀黍」と書く理由
とうもろこしは漢字で書くと「玉蜀黍」です。
初見ではなかなか読めないですし、初めて見る漢字も使われていますよね。
こんなにも難しい漢字を使っている理由を解説していきます。
まず、先ほど出てきた「もろこし」を漢字で書くと「蜀黍」であるため、とうもろこしが日本に伝わってきた当初は「唐蜀黍」だったそうです。
その後、とうもろこしの粒が綺麗で並びが美しいことから、「唐」の代わりに宝石を表す「玉」の字を充てて「玉蜀黍」と書くようになったんだとか。
とうもろこしの日本各地での変わった呼び名
とうもろこしは、地域によって様々な呼び方がある作物としても有名です。(その数なんと200以上だとか)
ここでは代表的なものを2つご紹介しますね。
とうきび・きび
北海道の方ではとうもろこしのことを「とうきび」とか「きび」と呼ぶことが多いとのこと。
野菜の直売所や居酒屋のメニューにも使われているそうですよ。
札幌の大通公園名物である「とうきびワゴン」もこれに起因して名付けられたみたいです。
北海道の際は気にかけてみてくださいね。
なんばんきび・なんばん
近畿地方でよく用いられている呼び方。
とうもろこしが日本に伝わってきた当時、外国人は「南蛮人」と呼ばれていました。
その南蛮人がとうもろこしを持ち込んできたことから「なんばんきび」と呼ばれるようになったそう。
さらにそこから「きび」が省略され、なんばんとも呼ばれるようになりました。
とうもろこし(玉蜀黍)の名前の由来と変わった呼び名まとめ
以上、とうもろこしの名前の由来・各地での変わった呼び方でした。
日本の歴史とも深い結びつきがあり、なんとも面白いですよね。
豆知識としてかなり面白いと思うので、ぜひお近くの人とも共有してみてください。
それでは、ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
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かまくら農園は枝豆ととうもろこしをメインに、新鮮野菜を産直通販しています。
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